2010年9月18日土曜日

レベルAでも大変だ!(3)

代替テキストを提供するだけでも、かなり大変なのに、例えば一部に映像みたいなものが有ったら、視覚障害・聴覚障害のために「音声」「字幕」「状況説明の音声」「状況説明のテキスト」が必要になる。

状況説明というのは、メイン以外の周りで起こっている情報の事で、例えば「窓がそっと開く。風でカーテンが揺れて、覆面をした男が入ってくる……」などの情報の事です。

それ以外にも、一時停止や停止、音量の調整、を視覚障害者でもコントロールできる必要がある。
これらが出来なければレベルAに準拠したとは言えなくなる。

そうなると、作成者は「こんなに苦労して作っても、レベルAさえ付ける事が出来ないなら、やっても無駄じゃない?。だって、やっていると言う形が見えなくて解ってもらえないじゃん。」

なんて言う事にならないと良いのだが……。

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