2010年10月24日日曜日

講座で感じた違和感

21日の「改正版 JIS X 8341-3:2010の「レベルA」を正しく実装するための初級トレーニング講座」のための資料として、最終的に38項目をPower Pointにした。

しかし、話していて何となく変な感じがする。これまで6年間JISに関して講演をしていた時と違う違和感を覚える。この不安な感じは何なんだろう。

自分が自信を持って話していない気がする。内容は違っているとは思わないが、単に受講生のレベルが高かったせいか、あるいは勉強不足と言う事なのだろうか?。

今までのJISがアバウト故に、これまでの経験を通して、自分の感覚や感性を信じて話をしていた。理屈も内容も基本的に同じなのに何故、何でこんなに空々しいというか、他人事みたいな感覚なんだろう。

2010年10月13日水曜日

チェックリストの作成

ウェブアクセシビリティ基盤委員会から発表されている、「WCAG 2.0 実装方法集」の翻訳版や、同委員会の「実装チェックリストの例」を参考に、実際にHTMLとCSSを使ったサイトをチェックするための「実装チェックリスト」を作成した。

動的変化や閃光の可能面積など、よく解らない実装方法もあったが、よく解らないものは、該当する物が出てきた時に調べることとして書き出して、レベルAとしては79項目となった。

この中から今回、初級コースとして教えるのは、Flash、映像、音声、時間制限、JavaScriptなど通常あまり使わない物を除いて、46項目とした。

これを基に、講演のPower Pointデータの修正と演習課題の修正用ページを作成することになる。

2010年10月7日木曜日

どうなんだろう?

新しいJISが出れば、きっと動きがあるだろうと、今か今かとずっと待っていた。しかし、一月以上経つが何となく動きが見えない。困ったナー。

いったい何を売りにすれば良いのだろう。自分の立ち位置がよく解らない。旧JISを作ったハマちゃんも、そろそろ役割は終わったのではないかと思ってしまう。(^^;)タラー

そもそも、WebのアクセシビリティにJISがあるって、どれ位の制作者が知っているのだろう。と言うか、アクセシビリティ自体だって、どうなんだろう?。

自分がその分野の中にいるから多くの人が知っているような気がしているだけなのかも知れない。
ましてや利用者に至っては殆どの人は知らないのかもしれない。

高齢者や初心者は、サイトが使いにくいのは、「自分の理解力がないから」とサイトのせいではなく、自分のせいにしているかも知れない。

だとすれば、JISにこだわらずに、より多くの人に使いやすいサイト作りのために、できる事は何なのか考える必要があるのかも。

JIS規格に準拠すると言うことは手段であって、目的ではないのだから……。